ロディのブログ

作ったものを上げる。積み消化のモチベーション維持に

【プラモデルをつくろう】工具を用意しよう【02】

「ニッパーとピンセット」

 

【01】で【工具は使いません】と素手で組み立てましたが、ほとんどのプラモデルはそうはいきません

今回はガンプラのような接着剤不要のプラモデルにおける【必要最低限の工具】の紹介と使い方の記事になります

 


今回作るガンプラはこちら

HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダム」(1,100円)


そして今回からは使用する工具も紹介します

 

①パーツの切り出しに使用するニッパー

GodHand「プラニッパー」(1,320円)

ほとんどのプラモデルはコレが無いとパーツを切り出すことができません。1,000円台のものからゴッドハンドのニッパーを選びました

 

②シールの張り付けに使用するピンセット

タミヤ「ストレートピンセット」(748円)

タミヤのストレートタイプになります。素手でシールを貼るのもいいのですが、すぐに剥がれちゃうと悲しいですから

 

③こちらもシール貼りに使用するものたち

綿棒&爪楊枝(日用品から)

シールをこすって密着させるのに使用します。模型用の綿棒なども販売されていますが、家にあるものからも使えるものはどんどん使っていきましょう


袋から中身を出します今回の中身は【説明書】【ランナー5つ】【シール】です

 

▼ニッパーを使ったパーツの切り出し

前回はエントリーグレードを使ってランナー/ゲートの説明をしました今回もおおまかには同じです

 

ランナー、ゲートを確認しましょう前回のような手でちぎれる形式(【タッチゲート】といいます)ではありません

ランナーからパーツを取り外すため、ニッパーを使ってランナーとパーツの間、ゲートの部分を切ります

最初は下の画像のようにゲートの大部分を残して切り出しましょう

これから先プラモデルを作る際、色々な刃物が出てきます。使い方は人それぞれですが、何より【ケガをしない】ことを第一に考えましょう

その上で失敗から改善を重ねれば、必ず道具の扱いは上達します。【失敗は成功の母】ですからね

パーツをランナーから切り出せたら、もう一度ニッパーでゲートを切ります

 

今度はニッパーの刃をパーツにピッタリ添わせて切ります

勢いよく『パチン!』と切らず、ゆっくり、ぬるりと刃を入れましょうこれでゲート部分を取り除くことができました

しかし、右の写真ではゲートの後が白くなってしまっています

 

これは【白化】と呼ばれるもので、プラスチックを切る際に掛かる圧力が原因で起きてしまう現象です

ニッパーだけで切り出す場合は対処がなかなか難しいものなので、今回はこれで妥協します

前回エントリーグレードのガンダムを手でもいで作った時の、ささくれたパーツと比べれば綺麗なものです

 

これで満足できないと思えるならば素晴らしいことです、どんどんステップアップをして行きましょう。次は鋭利な刃物が出てきます

今回実施するパーツの処理に関してはここまで。あとはこれを繰り返して組み立てを進めて行きましょう

 

 

▼ピンセットを使ってシールを貼る

説明書に沿って進めると、シールがでてきました



こちらが本キットのシールになります


そして貼るパーツがこちらになります……が、流石にパーツが小さすぎますし、パーツと同じサイズのシールを貼るのは難しいので、説明書と違うことをしましょう

先に他のパーツと組み合わせてしまいますこうすれば、赤いパーツを持ちながら、黄色の透明パーツにシールを貼りやすくなりました

準備ができたらシールの端っこをピンセットでつまんで

 

ゆっくり位置を決めて、パーツに貼りつけます


ここでもうひと手間綿棒と爪楊枝を取り出します
綿棒でシールとパーツの間の空気を押し出して貼りつけ、段差部分など細かい場所は爪楊枝を使用します

このとき、力を入れ過ぎないよう注意しましょう。シールは紙ですから、破けてしまいます

 

馴染ませました


並べてみてみましょうこれで少しはシールが剥がれにくくなったと思います

他の場所のシールも同様に貼ります頭が完成しました

 

この先は同じ工程の繰り返しです

腰でもシールを使用しますが、こちらも先に組み立ててからシールを貼りましょう

 

 

▼完成できました赤枠が今回シールを使った箇所になります

【ニッパーでパーツを切り出し】【シールを貼る】
これができればバンダイのプラモデルはほとんど組み立てられるでしょう

(一部大型キットなどはビス止めにドライバーを使用します)

 

 

▼撮影

正面からアップにして3方向


今回は装備などのオプションもあります

 

「ビーム・ライフル」と「シールド」、「平手」


「ビーム・サーベル」


「ハイパー・バズーカ」と「バズーカの腰部マウント用パーツ」


やっぱり色々あると撮ってて楽しいですね

 

 

▼最後に前回作ったEG(エントリーグレード)ガンダムと並べて

「1/144スケール」の「ガンダム(RX-78-2)」は、たくさんの種類があります

それぞれに特徴があり、良さがあります

EGは【とんがった】印象が、HGUCは【まるっと】した感じがします

作って、並べて、見て楽しい。やっぱいーなぁプラモデル

 

個人的には今回用意したニッパー、今まで使っていたニッパーと違って刃先が細長く、パーツをランナーから切り出すときに凄い使いやすかったです

新しい発見、うーん満足。ではこれにて